コーポレート・ガバナンス

基本的な考え方

当社グループは、企業使命を全うすべく、経営方針に従い、国際的な競争の中でも着実に成長・発展し続けられるように、一層強固な経営基盤の構築を目指しています。

こうした考えのもと、当社は、当社グループ全体を統括する純粋持株会社として設立されました。グループの経営戦略立案機能を担い、各事業や国内外への効果的な経営資源の配分を行うことにより、セルフメディケーション事業と医薬事業のバランスの取れた持続的な成長及び競争力の強化ならびに両事業の相乗効果の発揮による企業価値の増大を目指しています。

当社は、企業使命実現のためにコーポレート・ガバナンスの充実を経営上の重要な課題の一つとして位置付け、当社及びグループ各社の事業と業務の執行状況に関する監視・監督活動を適切に行い、グループ全体を的確に経営管理していく仕組みを構築しています。具体的には、当社の取締役会とラッキー ルーレット・ラッキー ルーレット会とが緊密な連携をとるとともに、当社とグループ各社の経営管理機関との相互の情報伝達を通じて、グループ全体を適切に経営管理していくことを基本に企業統治の体制を整備し、適正に運用することにより、グループ全体の事業目的の達成と社会的責任を果たすことを基本的な考え方としています。

コーポレート・ガバナンス体制図
コーポレート・ガバナンス体制図

ガバナンス体制の概要

当社は取締役会及びラッキー ルーレット・ラッキー ルーレット会設置会社であり、2024年7月1日現在の取締役及びラッキー ルーレットは、取締役3名(うち社外取締役2名)及びラッキー ルーレット4名(うち社外ラッキー ルーレット2名)で構成されています。

取締役会

取締役会では、当社の業務執行及びグループ経営に関する重要事項を決定するとともに、その状況を監督しています。また、取締役会の補助機関として代表取締役等をメンバーとする経営諮問会議を必要に応じて随時開催し、取締役会の付議事項等の重要事項を審議し、経営判断の効率化と迅速化を図っています。また、ジェンダー・国籍等の属性だけでなく、企業の持続的な発展や重要事項の意思決定等の課題に対し多様な観点から十分な議論ができるよう考慮した上で構成されています。

ラッキー ルーレット会

ラッキー ルーレット会は、原則として3カ月に1回以上開かれ、ラッキー ルーレット会規則及びラッキー ルーレット監査基準に基づいて実施するラッキー ルーレット監査の状況等について意見交換を行うほか、会計監査人から会計監査及び内部統制監査の経過及び結果について報告を受けています。各ラッキー ルーレットは会社の業務の執行及び財産保全の状況をチェックし、適宜、代表取締役及び取締役会に対して報告するとともに、必要に応じ勧告等を行っています。

その他の体制整備

当社及びグループ各社における業務の執行状況と関連課題について各社の主要部門が、ラッキー ルーレットに対して、定例的に報告会を実施するなど、経営管理に係る情報が適切に伝達されています。

一方、当社及びグループ各社の経営管理に横断的に関連する諸問題に対応するためには、担当役員及び関連部署・部門の責任者等をメンバーとする、危機管理委員会、コンプライアンス諮問委員会、内部統制評価委員会等の各種委員会を設置し、対象とする分野における諸問題についてグループ全体のモニタリングを行い、当社及びグループ各社の経営管理者に的確な情報を伝達できるように体制を整備しています。

社外取締役・社外ラッキー ルーレット

社外取締役は2名、社外ラッキー ルーレットは2名であり、当社と社外取締役及び社外ラッキー ルーレットとは一切の人的関係、資本的関係はありません。当社においては、経営に関する幅広い経験、専門的知識及び社会性の高い見識を有している社外取締役及び社外ラッキー ルーレットが選任されており、業務執行に直接関与しない独立的な立場で、業務の適正性について監督・監査する役割を担っています。

社外取締役及び社外ラッキー ルーレットは、内部統制の各所管部門からのコンプライアンス、リスク管理、内部監査、財務報告及び財務報告に係る内部統制評価等に関する情報やラッキー ルーレット監査及び会計監査の結果を取締役会、ラッキー ルーレット会等を通じて入手し、業務の適正を確保するための諸活動に資しています。

内部監査及びラッキー ルーレット監査の状況

当社の内部ラッキー ルーレットの組織は、業務執行ラインから独立したラッキー ルーレット専任組織として、ラッキー ルーレット部が設置されています。ラッキー ルーレット部では、毎年リスクの重要性に応じてラッキー ルーレット計画を作成し、内部ラッキー ルーレット規程に基づき内部ラッキー ルーレットを実施しています。また、グループ会社に設置されているラッキー ルーレット組織とも連絡を取り合い、グループ各社の内部ラッキー ルーレットの実施を統括・監理しています。なお、内部統制のラッキー ルーレットについては、ラッキー ルーレット部と会計ラッキー ルーレット人がラッキー ルーレットの計画、手続き、検証結果等について情報を共有し、相互のラッキー ルーレット業務が適切かつ効率的に実施できるように連携を図っています。

ラッキー ルーレット監査の組織は、常勤ラッキー ルーレット2名、社外ラッキー ルーレット2名でラッキー ルーレット会を構成しています。また、専任スタッフを配置したラッキー ルーレット室を設置し、ラッキー ルーレット監査の実効性を高める措置を講じています。

各ラッキー ルーレットは、ラッキー ルーレット会において定めたラッキー ルーレット監査基準に則って策定した監査方針、監査計画に従い、取締役の業務全般に亘って監査を行っています。常勤ラッキー ルーレットは、取締役会のほか、重要会議に出席することに加え、社内各部署及びグループ会社拠点の実地監査等により、取締役会及び取締役の意思決定並びに業務執行の状況を日常的に監査しています。また、ラッキー ルーレット・ラッキー ルーレット会への情報伝達及び報告等に関する規程を定め、当社及び子会社の役員及び従業員が、法令・規則等の違反、定款違反、重要な社内規程違反、コンプライアンス上の問題等、職務が適正に行われていない情報・事実を知った場合には、直接、ラッキー ルーレットに報告することを求めること、また、報告を行ったことを理由に、報告者に対し、いかなる不利益も与えてはならないことを規定し、重要なリスク情報の収集に努めています。

ラッキー ルーレット会は、適法性、リスク管理、内部統制を重要な検討事項として、取締役の業務執行の状況、会計監査・内部統制監査の経過及び結果について報告を受けるとともに、ラッキー ルーレットが実施した監査の状況や結果について代表取締役及び取締役会に報告しています。

ラッキー ルーレット、監査部及び会計監査人は相互に連絡を取り合い、効率的かつ効果的な監査を実施することに役立てています。

会計ラッキー ルーレット

当社は、EY新日本有限責任ラッキー ルーレット法人と金融商品取引法及び会社法に基づくラッキー ルーレット契約を締結し、同ラッキー ルーレット法人の会計ラッキー ルーレットを受けています。